ニキビができるまで

ニキビのメカニズム 皮脂とアクネ菌

皮脂の分泌

 元来皮脂は、肌に潤いを与え肌を守る働きがあります。バリア機能によって、肌へ細菌が侵入するのを防いだり、体内の水分が蒸発するのを防いだりしています。ただし、皮脂が過剰に分泌されてしまうと、毛穴詰まりの原因となりニキビに発展する可能性が高くなります。

 皮脂の過剰分泌の原因に、ホルモンバランスの乱れ・脂分の多い食生活・ストレス・睡眠不足があげられます。また、肌の乾燥も過剰分泌の原因になります。乾燥するとバリア機能が低下するため、肌を守ろうとして皮脂を過剰に分泌するようになるからです。

毛穴詰まり

 ニキビの状態で言うと、白ニキビ(白く凸になっている)が「毛穴の中に皮脂が詰まっている」状態になります。この状態になると、アクネ菌がドンドン繁殖する絶好の場所となってしまいます。(アクネ菌については後述)

 毛穴がつまる原因は、古い角質が溜まる、皮脂の過剰分泌、肌の新陳代謝が乱れ、などがあります。また、肌の乾燥も、角質を厚くして毛穴をつまらせる原因となります。

アクネ菌

「アクネ菌」という言葉はニキビの話になるとよく耳にすると思います。そのため「悪い菌」のようなイメージがありますが、実はそうではありません。アクネ菌は常在菌の一種で、皮膚に最も多く存在する菌です。また、肌を調整して弱酸性に保ち、病原菌の増殖を防ぐ働きをしています。元来は細菌から身を守ってくれる良い菌なのです。

 ただ、アクネ菌はニキビの原因であることも間違いありません。アクネ菌は皮脂が大好きで、その皮脂を栄養源としてドンドン増殖します。そして皮脂の中で過剰に増殖しすぎると炎症を起こします。それがニキビです。(白・黒ニキビ⇒赤ニキビ)

 つまり、アクネ菌は増殖させなければ害にならない菌です。増殖させないために、洗顔で毛穴汚れをとり皮脂が溜まらないようにすること、皮脂の過剰分泌を起こさないような生活をおくることが大事です。

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